★平成26年度全日本珠算選手権大会の見どころ★
平成26年度全日本珠算選手権大会
日時:平成26年8月8日(金)午前9時開会
場所:国立京都国際会館
見学:無料
フラッシュ暗算競技 9時30分
個人総合競技 10時20分
そろばん日本一決定 11時20分
読上暗算競技 11時40分
読上算競技 13時20分
都道府県対抗競技 14時30分
※ 進行状況により前後する可能性がございます。
大会の見どころ
【フラッシュ暗算競技
】
この種目、間違えた時点で競技終了の“一算落とし”という厳しい競技方法にもかかわらず、岩手県・笹野健夫選手が6度の優勝(現在、4連覇中)という驚異的な成績を収めている。果たして笹野選手の連覇は続くのか、今年は入賞常連のベテラン勢が一矢報いるのか、あるいは伸び盛りの若手選手が栄冠を奪取するのか、とても興味深いところだ。優勝争いは1.9秒を切る勝負になることが必至、観客席も一瞬たりとも目が離せない。又、優勝者のみチャレンジ予定のギネス記録更新はあるのか。現在の記録は平成24年大会での笹野選手の3桁15口・1.70秒。チャレンジは1問のみ、衆目の集まるところだ。
【個人総合競技・そろばん日本一
】
昨年は土屋宏明選手(宮城県)と堀内祥加選手(千葉県)の2名が1500点満点を出し、同点決勝の末、土屋選手が6度目の“そろばん日本一”の栄冠に輝いた。現在は満点を取れる実力のある選手がおそらく20名以上はいるだろうと思われる正に戦国時代、日本一の栄冠を手にする為には、本戦・同点決勝も含めて1題も落とさず満点を獲ることが最低条件になる。スピード・正確さ共に一歩抜きん出ている土屋選手を中心にした勝負が予想されるが、何が起こるかわからないのが勝負の世界。観覧の皆様には選手たちの全身全霊を傾けた日本最高レベルのパフォーマンスをしっかりと目に焼き付けていただきたい。
【読上暗算競技
】
過去、優勝7度を誇る堀内祥加選手と昨年優勝の土屋宏明選手、この両名に金子優希選手(千葉県)を含めた三名の16桁の優勝争いが予想される。ただし、16桁で優勝が決まらず15桁以下に桁数が落ちるという展開になると他の選手にもチャンスが出てくるだけに、最初の1番・2番の結果が勝負に大きく影響を与えそうだ。
【読上算競技
】
毎年優勝者が変わるこの種目、上位先決の一発勝負だけに虎視眈々と狙っている選手が大勢いる。昨年は伊藤由夏選手(広島県)が1番の問題を唯一人正答するという最高の勝ち方で、見事この種目4度目の日本一に輝いた。過去のこの種目の覇者が何と6名も出場しているという今年の大会、果たして誰が制するのかとても興味深いところだ。
【都道府県対抗競技
】
各チーム小学生・中学生・高校一般の各1名で構成する団体戦。毎年メンバー構成が変わり、それによってチーム力も大きく左右され勢力図も変わる。また合計の正解者にのみ得点が与えられる満点競技の為、番狂わせが起こりやすいのがこの競技の特徴である。加えて組み合わせも全て抽選のトーナメント方式の為、運も大きく影響する。昨年は兵庫県・三重県・青森県が決勝に勝ち上がり、兵庫県が見事この種目2連覇を果たした。あと一歩のところで優勝を逃した2位の三重県や一昨年2位の沖縄県、二年連続3位に甘んじている青森県はこの種目のタイトルをしっかり狙ってくるはず。


- [2014/06/03 09:55]
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